カルト宗教による
集団自殺の
ニュースを見た

このような事件は
過去に何度も
起きているそうだ

恐ろしいことである

恐ろしいことだが
それがなぜ
何度も繰り返されるのか

この世界の
苛烈さや醜さに
さらされ続けて
死ぬことにしか
救いを見いだせない

そんな人たちへ
差し伸べる手が
あまりにも
少なすぎるから
そんな気がする

競争することが
当たり前で
そうしなければならないと
何度も何度も
言い聞かされて

他人を押しのけて
蹴落として
踏み台にもしてまで
勝ちのぼることを
至上の価値と祀り上げ

取り残された人々は
その存在をも
忘れられてしまう

カルト宗教の
集団自殺を
恐れたり憤慨したり
するだけでは何も変わらず
またいつか
繰り返されるのだろう

この事件は我々に
どんな生き方をするのか
その選択を
突きつけているのだと思う