また
同じ夢を見た
私は海岸にいて
引き潮のときだけ現れる
細い橋を渡って
小さな島へと歩く
その島は
俗なるこの地と異なる
聖なる祈りの場所で
そこには
今はなき父母や祖父母や
会ったことのない曾祖父母や
かつて飼っていた
犬猫等がいて
皆穏やかな顔で
橋を渡っている私を
見ている
ところが突然
激しい高潮に襲われ
私は橋から落ちて
流されてしまう
いつもそこで
目が覚める
ただ
繰り返して
この夢を見る度に
少しずつ
高潮の来る時が遅くなり
少しずつ
島に近づいている
ような気がする
いつかはその祈りの島に
たどり着けるのだろう
そうしたらもう二度と
目を覚ますことは
ないのだろう
そのときが来るまでは
私は幾度となく
激しい高潮に流されて
俗なるこの地へと
戻って来るのだ
同じ夢を見た
私は海岸にいて
引き潮のときだけ現れる
細い橋を渡って
小さな島へと歩く
その島は
俗なるこの地と異なる
聖なる祈りの場所で
そこには
今はなき父母や祖父母や
会ったことのない曾祖父母や
かつて飼っていた
犬猫等がいて
皆穏やかな顔で
橋を渡っている私を
見ている
ところが突然
激しい高潮に襲われ
私は橋から落ちて
流されてしまう
いつもそこで
目が覚める
ただ
繰り返して
この夢を見る度に
少しずつ
高潮の来る時が遅くなり
少しずつ
島に近づいている
ような気がする
いつかはその祈りの島に
たどり着けるのだろう
そうしたらもう二度と
目を覚ますことは
ないのだろう
そのときが来るまでは
私は幾度となく
激しい高潮に流されて
俗なるこの地へと
戻って来るのだ