毎日毎日
部屋の掃き掃除を
しているけれど

掃いても掃いても
塵は一向になくならず

あとからあとから
湧き出すかのように
新たな塵が出てくる

なぜならそれは
私の身体から
私という存在から
次々と塵が落ちてゆくから

私がそこにいる限り
掃いても掃いても
塵がなくなることはない

私という存在が
表面から劣化して
ボロボロと崩れ剥離して
塵と化して落ちてゆく

そうして私という存在は
徐々に削痩して
やがて消えてしまうのか

だから
私が亡くならない限り
部屋の塵はなくならない

私は毎日毎日
部屋の掃き掃除をしている
崩れて剥がれ落ちた
私という存在の塵芥を
掃き取っている

それが私の
生きる証であるかのように