ドアノブを
掴んで放す

マグカップを
掴んで放す

人生とは
掴んで放すの
繰り返し

夢を掴んで放し
人を掴んで放し
役割を掴んで放し
時を掴んで放す

そして最後に
掴んでいた己自身を
放すのである

その時のために
知らぬ間に
しっかりと掴んでいた
己の心を
放すようにしよう

最後に苦しまぬために
真の自由を得るために