毎週1回、全4回にわたり、日経産業新聞のWEB版にて、
「経営者ためのブレインマネジメント」
を配信させていたております。
>記事はこちらです!!http://ss-smb.nikkei.co.jp/column/16/
さて、ここで、質問です。
「後ろを振り返っていただいて、“緑色”のモノを10秒間で、できるだけ探してください」
見つかりましたか!?
では、それでは問題です。
どんな“赤色”のモノがありましたか?後ろを見ないで答えてください。」
“赤色”のモノはいくつ挙げられましたでしょうか?”緑色“のモノ、”緑色“のモノって探しているときには、“赤色”のモノは視覚に入ってこなかったのではないでしょうか。
これは、脳の特徴の一つ、焦点化の原則と呼ばれるものです。つまり、「意識」は同時に2つ以上のことを認識するのが苦手です。よって焦点化が起こるのです。
とくに、先入観、思い込みがあると、その方向でしか情報が入ってこなくなり、正しい判断ができなくなります。
状況把握が正確で、ちょっとした変化にも気づき、発想力、発見力に富んでいる天才的な経営者の方もいらっしゃいますが、独自の工夫をされて、発想力、発見力を磨かれてきた経営者もいらっしゃいます。
そのような方は何が違うのでしょうか。そしてどんな工夫をされているのでしょうか。
数多くの方とお会いして、私が気づいたのは、同じ思考パターンにはまらないような、脳の活用習慣を工夫しているということです。
しかし、同じ経営環境、同じ状況、同じ事象を見ても、そこから、さまざまなことを発見したり、気づかれる方もいれば、全く気づかない方もいらっしゃいます。
とくに、最近、情報の洪水の中、単に情報を収集するだけでなく、その情報を選別して、解釈、発見する能力が求められます。
>記事はこちらです!!http://ss-smb.nikkei.co.jp/column/16/