オーナー1のAudi S4 | owner1のブログ

owner1のブログ

ななつがたけ北天文台オーナーの「天文台日記」 (2012.6~2019.6)
観望記録や天体用機材などについて書いています。

天文台HPはこちら   http://www.cc9.ne.jp/~narabu2/
2019.6以降はこちら  http://owner1.cocolog-nifty.com/blog/

オーナー1所有のAudi S4は、購入から8年以上過ぎ、走行距離が10万kmを超えました。S4のようなスポーツカーの類いの車を10万km以上走らせる人は少ないようです。

イメージ 1

ドイツの車であっても、そのくらい走らせると、あちこちにガタが来ます。まず、冷却水のウォーターポンプが壊れて、LLCがすべて漏れてなくなりました。それに気づかずに運転したら、寒い時期でしたが、暖房が一向に効きません。冷却水温も全く上がりません。「おかしい!」と思って車を止め、ボンネットを開けたら、LLCのリザーブタンクが空でした。エンジン回転数を上げないように、そっと運転して自宅に帰りました。
その後、ディーラーに車を取りに来てもらって、ウォーターポンプを交換しました。

その後しばらくして、冷却水が漏れるようになりました。原因は別で、未だに不明です。止まっていると漏れませんが、走ると漏れます。エンジンの外には漏れていません。内部に漏れているようです。一番可能性が高いのは、スーパーチャージャーの内部。内部に漏れた冷却水がエンジンに吸い込まれ、気化熱が冷却に役立っているのかもしれません。そう言われると、排気管から出る白煙(水蒸気が冷えてできた湯気)が多い気がします。

次は、「EPCエラー」のアラームが点灯しました。EPCというのは、エンジンをコントロールするコンピュータです。このときは、V6 エンジンの片バンクしか動いていないような、猛烈な振動が出ました。「これはディーラーに行くしかない!」と思って行きましたが、運悪くディーラーの定休日でした。仕方なく、そのまま家に帰り、エンジンを止めました。翌日、エンジンをかけると、何も問題なくエンジンが回りました。
一過性のものだったのか・・・? と思って、そのまま乗っていたら、トランスミッションエラーの警告灯がつきました。ディーラーに持っていったら、DCTが現在どのポジションに入っているかを知るセンサーが壊れたとのことでした。センサー自体はたいした値段ではないのですが、そのセンサーはトランスミッションの一番奥に付いているということで、車からトランスミッションを外して、それをすべてバラバラに分解して、一番奥にあるセンサーを交換しないといけない。外したネジやシール、オイルの類いはすべて新品に交換する。その部品代+工賃で約50万円!

それって、壊れる可能性のある部品を交換できないところに取り付けた、設計が悪いんじゃない!
設計ミスの代償をユーザーに負わせるのはどうなのでしょう。ディーラーもそこは認めていて、工賃をゼロにするという提案をしてきました。ゼロにすべきは工賃ではなく部品代の方。工賃ゼロにしても費用は30万円。

どうしたものでしょうね。ゴールデンウイーク明けに結論を出さなければなりません。