前回10項目のうち、5項目を紹介したので
本日は残りの5項目を紹介します。
わんちゃんを勝利者にしない
わんちゃんとボール遊びをする際は
必ず飼い主にボールを渡させ
わんちゃんだけが独占しないようにしましょう。
また、リードなどの引っ張り合いは攻撃性が誘発され、
支配性が増強します。
ボールやリードを放さない時は少量の食物と交換し、
わんちゃんが喜んで渡すようにしむけます。
遊びを終了する時はわんちゃんの見ている前で
届かない場所におもちゃをしまい
飼い主の所有物であることを確認させます。
わんちゃんを仰向けにし、腹部をなでる
飼い主を強いアルファーとして
信頼しきっている場合にだけ、
わんちゃんは仰向けに寝ることができます。
どんな外敵が襲っても
飼い主がいるから大丈夫だと確信している場合、
わんちゃんは仰向けのポーズをとります。
一緒のベッドには寝ない
一緒に寝ることは、兄弟や夫婦同等同列であることを意味します。
一緒にベッドで眠ると、わんちゃんと飼育者の上下関係は崩れ、
飼い主のリーダー性は保てなくなります。
ドアの出入りは飼い主を優先にする
室内や自分の敷地から出る場合は、わんちゃんと並んで立ち、
『マテ』をさせ、わんちゃん側と逆の足から前進し一緒に外出します。
これを繰り返すことにより、飼い主の敷地を理解させ、
わんちゃんのテリトリーを認識させます。
ドアの前など、通路で寝ている場合には、わざと起こしてから通ります。
また、ソファーで寝ている場合にも時々起こして下におろし、
飼い主がリーダーであることを確認させましょう。
平常心で接する
飼い主の思い通りにわんちゃんが行動しなかった時、
わんちゃんを責めるのは簡単です。
しかし、まず、飼い主が優れたアルファーであるかどうか
冷静に自己分析する必要があります。