憧れとは
なんだ
私は
誰に憧れて生きている
この道の上に
何もないのに
街灯だけがうつむいて
ゆっくりと
頭の上を
過ぎていく
静かな時間だけを選んで
そっと
飛び出したそこは
星々と
影の世界
月明かりがあるときもいいけど
それがない
あぁ・・・
闇に病んだ心にも
こんな世界になっていたら
寝れなくて
寝付けない
一時の幻想を
永遠に望む
私が居る
晴天の日も
荒天の日も
玄関から出るとき
どんな場面よりも
その扉は
重い
あぁ、今日も億劫な時間が
付きまとうのか
楽しい時間もある
けど
その後の
虚しさが
嫌いなんだ
こう・・・
喉の奥をキュッとするような
もどかしさというか
イライラするというか
じっとしていたくないような
疲れているような
取り残されてたような
孤独感
どんなに心地い風が吹こうと
照らされようと
どこか遠くに感じてしまう
それがきっと
真っ白な悪夢の正体
私自身の我儘
だと、思う・・・
みんな
どうして
進んでいけるのだろう
みんな
どうやって
進んでいるのだろう
おもむろに眺めるテレビも
聞き流すラジオにも
読み明かす本にも
なんか
はまらなくってさ
無駄に過ごした時間分
無駄に大人になって
きっと
役立たずって言われてしまうんだ
必死になって
そうならないようにしていたけど
でも
なんかちがう・・・
ねぇ
君は、誰に憧れて
その道にいくの?
ねぇ・・・
そこの君・・・
君は何にために
駆け足で進むの?
ねぇ・・・
憧れって何・・・
誰の背中を見れば
そんなに
まっすぐで
楽しそうに
進めるの?
後退りしかできていない
私に
教えてよ・・・
by梟霊