私は、やはり人ではないのだろうか
一度憎めばどこまでも
いつまでも憎み続け
怨めばどこまでも恨み続ける
根本から何かが違う
現に今も
世話になった人の父が死んだらしい
一番最初に浮かんだ言葉は
お悔みでも
なんでもない
ざまぁ、と高らかに笑う言葉だ
あぁ…
今まで、沈みはしないと
必死になって上を目指してきたが
ここ最近の言葉の波で
すこし疲れてしまった
暗闇を泳ぎ続けて
諦めずに
進んできたが
ここにきて
大切な何かを圧し折られた
多分、これが
自殺を選ぶ人々の第一段階なのだろう…
寂しい、冷たい
感情の温度を感じてしまった
ただ、もう一つ違うと思ってしまったのは
ここからだ
抑え込んでいたものが溢れるというのだろうか
燃え盛るというのだろうか
瞬間的に
爆発的に
沸き上がる怒り
憤怒
どうでもよくなる空間
多分、これが
無差別に何かかしらの災いを振りまく人種の第二段階なのだろう
何という事だ
自殺の方が可愛げがあるではないか
はは…
なんと暗いことか
熱いことか
まるで
暗闇を泳ぐというより
溶岩の迷宮の中を歩いているようだ
そうか
私は
最初から
草木の生えた草木雑木の開拓者でもなく
敷かれた道を歩む選定者でもない
初めから道も苦難もなく
初めから人の人生はなく
初めからその暗闇に飲み込む
災いを降し、周囲に委ねる
終焉の欠片
道の外を歩き
外の道に住まう
それを当然としている
化け物であったか…
人であろうとすることが
間違いだったのだろう
な‥‥
by梟霊