心がどこまでも冷めてゆく
想いが冷え切って氷になってゆく
飲んでも
飲んでも
温まらず
溺れても
溺れても
足りることを知らず
一人
寂しく揺れ動く
あぁ…
この器が
この御ちょこほどの小さなものであったなら
幸せも
小さなもので満足できるのに
あぁ・・・
この器が
この御ちょこ一杯分の酒気で満足できるなら
幸せも
どんなに変凡なことでも祝気で満たされていただろうに
私は
どこで
間違え
いつ
踏み外したのだろうか
透明で目に見えない幸せなんて
簡単につかめると高をくくっていたあたりだろうか
考えても
纏まらず
願っても
捕まらず
穴の開いた受け皿のように
ひたすら注ぎ続ける
きっと
もう、捨てられるだけ
その諦めが
手も
視点も
震わせて
いるのだ
救えるものなど
居なかった・・・
それが
唯一の救いだった
by梟霊