とことこと
あるく夢を見る
なにもない森の中
薄暗い
ひんやりとした世界
淡い白と青が立ち込める世界が
すぅっと金色に輝きだす
浮かび上がる碧色の葉葉
散りばめる輝きと共に
鳥たちのバラバラな歌声が一斉に響きはじめた
僕は
掌より大きなドングリを見つけ
僕よりも大きな葉っぱの下で懸命に食べ始めた
もどかしさはなく
当たり前で
美味しさはなく
当たり前で
ただただ頬張る
何のために・・・?
我武者羅に生きるため
でも決まって
大きな何かにつかまって
真っ暗になってしまう
夢の中の僕は
どこへゆこうか迷っているのだ
次は、あの鳥か
あの木や花か
奥深い命の森のその奥で
人知れず巡る命の中を
僕は、ふらりふらりと進んだ
それはもう迷いながら・・・
by梟霊