古今問在 | 梟霊のブログ

梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください



懐かしい夢をみた

懐かしい顔触れ

懐かしい時間

笑う仮面の私と共に

その夢は、遊園地のように

目まぐるしく

色を変え、型をかえて

流れ

過ぎて行く

私は、あの頃に戻りたいのか…

背伸びばかりのあの頃に

ただ、思ったほど感情は

動かず

飽きた…


出来るように見せる人

出来る人

その違いは

見聞きしただけでは

判らない

面接で

どれだけ自分を押し上げようと

不器用に簡潔に終わろうと

その真の違いは

判らない

使うまで

だが、壊す理由にも

壊される原因にも

使った結果では済まされない

合わない道具

用途外の道具を

本来の目的に使えば

不具合が生じるのは

人も物も同じ

数だけ揃えても

動かなければ意味はなく

物ばかり揃えても

使い熟さなければ意味はない

ただし、物と違って

人は

人だ

何かが噛み合えば

化けるのだ

夢の中で

私と対峙して

出会った人の言葉と昔の

答え合わせ

きっと認めなかっただろう

きっと受け付けなかっただろう

今でなければ

な…


思い出を

次々と火の中に焼べて

高らかに舞う

光の弧線を見つめた

小学校のアルバムも

中学校のアルバムも

高校のアルバムも

その先のアルバムも

写真と名の付くものは

投げ捨てる

今の私には

此が、何のために手もとに在り続けるのか

解らないし

判らないからだ

過去の否定か?

いや、もう、どうで在ったかなど

戻りたいなどと思うことも

不要

私は、既に私と成った

古い羽毛など必要ない

今、正に求めるのは

進む力

蹲るだけで何も役に立たない力など

不要

私は、私と成ったのだ

後は

燃えるだけ

誰かの灯りなど必要無いほどに

燃えて、燃えて、燃え尽きるまで

燃える

それだけ

だから私は

夢と判った上で火を付けた

轟々と燃える思い出

戦場だとでも言わんばかりに

派手に音をたてる

仲間の姿も悲鳴は無い

小高い丘から

それらを眺めた


虚しさ、は、無かった

後悔、も、無かった

灰と成ったその世界

ただただ、すっきりとして

さっぱりとした

これでようやく

邪魔もなく

走り出せると

安堵した

そして

夢でよかったとも

思った…





by梟霊