さざ波の花 | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください




流れる時は早くとも
見つめる笑顔は止まったまま

未だ
波打ち際を彷徨う
私の足は
諦めついたはずの
あの子へ向けて
歩いている
聞こえるだろうか
見えるだろうか
腕の中
胸の中にある
あの子の手
小さかった時も
大きくなった時も
私は
握れるものと信じていた
それが今
独り
あの人も去り
アリウムの花が
俯きながら咲いている
狭い庭を見つめる日々
全ては
この知らぬ顔の波が奪い去った
憎んでも憎めない
怒っても怒り切れない
もう
泣くことにも疲れ
しなびていく肌を伸ばしながら
空に居る
あんたとおまえを想う
唯それだけだ

ウミネコが波打ち際すれすれを
ゆったりと飛んでいる
夕焼けの道ができても
月夜の道ができていても
渡ることは叶わない
今はそう
漂っている私の心を
流されないように
何処か高いところに縛り
思い出の砂浜を
歩くのだ
歩いて
歩いて
歩くのだ
生きる意味を探して
生きる意味を、求めて



by梟霊

アリウム:花言葉:無限の哀しみ、深い悲しみ、正しい主張、謙遜、幸運、繁栄