増えすぎると
ダメなようだ
桜の耳の猫が
何かを悟るように
空を見上げた
無口で
静かに消えて往く
背中を見ていると
命の選別は
始まっているのだと
理解した
もしも
人にそれをしたなら
いや
した歴史はある
でも
人だからなのだろう
それは
止まっている
ただ
それが
いつまで続くのか
と
問えば
そう遠くはないと思う
食べるものが無くなれば
食べるものが少なくなれば
お金というもの
宝石というものよりも
食料が価値あるものになったとき
生きるために
選択しなければならない
その
選択の中に
誰を残し
誰を消すのか
きっと
選ぶという事が
出てきてしまう
猫に出来て
人に出来ないわけがない
あぁ、なんてことだ
もしその道を選んでしまったなら
因果応報というのだろうなぁ
by梟霊