生存本能 | 梟霊のブログ

梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください




空で散った若者は
生きていれば
笑っていただろう

海で散った若者は
生きていれば
笑い続けていただろう

島で散った若者は
生き残っていれば
笑っていただろう

本国で散った若者は
生き続けていれば
笑い続けることが
出来ていただろう

ただ
国の為に
心を鬼として
血しぶきの中を
駆け抜けていたとしても
静けさが打ち寄せる
夜には
涙も
笑いも
忘れることなく
生きていただろう

笑いを忘れて
散ったものなど
一人もいないはずだ

涙を忘れて
散ったものなど
一人もいないはずだ

でも
生きることを
諦めることしかできず
何かしらの理由を胸に
散って逝くしかなかった
私は
そう思いたい

何のために
生きているのか
どうして
生きているのか
たった一枚のお札ためか
たった一枚の欲のためか
いや
それが無くても
生きようと思えば
私達は
生きていける
でも
どうして生きたいのかと
問いかけてみれば
きっと
思い浮かべるはずだ
笑い合った友
泣き合った友
そして
過ごしてきた時の中で
瞬きほどの間でも
眩しいと思えたころが
あったと
それが無ければ
生きたいとは
思えない
考えられない
私は
そう
思う・・・

桜、一片
知らずに消える笑みの
朝露
残されし白紙の
勇ましき足跡
綴る叫びの数も
ただただ
雲、霞のごとく
彼方へと旅立ち

ひっそりと
石に名を連ねて
草苔に
沈み、逝くを
止めず


私は
戦争を知らない
知りたくもない
でも
生き残りたいと足掻く
姿は
この足元に眠り続けているのだ
ならば
戦争が身近にない
この時でも
何かしらの理由を付けて
生き足掻いても
良いのではないだろうか

思えるのだ



by梟霊