笑って泣いて
泣いて笑って
空を見上げた
小さな時は
もう戻らない
諦めて
一人で眺めた空を
その涙は絡めとり
まるで
スノードームの中のきらきらのように
想いを宙に漂わせながら
頬を伝い
流れ落ちて行った
楽しんで悲しんで
悲しんで楽しんだ
果てを望んだ
小さな頃は
もう戻れない
諦めて
独りで眺めた夜空を
その涙は包み込み
まるで
スノードームの中の景色のように
時を止めたまま
頬を伝い
流れ落ちて行った
嫌でも明日は来る
嫌でも今日は過ぎていく
私は
一人
私は
独り
訪れることのない夢の時間を
小さなガラスの中で
なんども思い返しては
なんども繰り返しては
現実に叩きつけて
砕いていた
それが在る日
日陰の中で
散らばる
ガラスの破片が
木漏れ日の中
キラキラと輝き
まるであの日の星屑のように
無邪気にひしめき合っていた
その姿が
再び振り上げたその手を
もう一度、胸の中へしまい込む
きっかけとなった
あぁ、なんだ・・・
そこに在るじゃないか
小さくても
違うと解っていても
大切にしたくなるような
輝きが
そこに、在るじゃないか・・・
by梟霊