君と僕
僕と君
住む場所も
生まれた時間も
全く違う
なのに
擦違っただけの言の葉が
いつまでも
いつまでも
宙を舞い続け
幾度も
幾度も
交差する
君と僕
僕と君
性別も
性格も
年齢も思想も
全く違う
なのに交差した言葉の数だけ
舞い上がる幻想
恋?
愛?
違う
好気
親しみ
違う
全く、違うはずなのに
この例えようのない親近感
触れることすらないのに
逢ったことすらないのに
一つの空に
画く
白い虹の上には
何故か二つの影が在り
それぞれの場所へ続く道(かげ)を伸ばしながら
見つめ合う
僕と君
君と僕
君と僕
僕と君
一つの星に二つの道はあり
二つの道を繋げているのは
たった一つの空だった
byキケロ