想いは果てしない空へ
願いは瞬く星となり
その名を風に載せて
今一度呼び戻そう
古より伝う
呪いは
小さな迎え火として
今を生けるものを照らし
ゆらりと上る標を
称える
知る人ぞ
酒を飲みかわし
知らぬ子は
天井の笑みを見つめ
首を傾げる
真夜中の宴会はいつまでも
迎え人の話で盛り上がり
静かに佇む蝋燭は
ゆらりと微笑む
ひと夏の幻想は
巡り巡る夢の影
送り火の歌声が
消える前に
旅路につくか
新たに歩むか決めるだろう
次は、どこぞ
次は、どこぞと
見渡して
帰りゆく
byキケロ