溜息
ものごとを
悩むころは早すぎて
決めた頃には
遅すぎる
擦違う心を持て余し
嫌気がさして
遠くへ逃げては
何処かの公園の長椅子で
ひっそりと
溜息をついた
時々を
悩むころは、焦り
決めた頃には
諦める
定まらない目標を投げ捨てて
目を逸らしたままに
帰郷する
言い訳を終えた後の
自分の部屋で
大きく、深く
溜息をついた
夢も希望も
いつの間にか消え去って
山も、川も
空も、海も
こんなにもはっきりと見えているのに
私の溜息は
止まらない
目標も、現実も
いつの間にか楽しんで
街も、友も
家族も、知人も
こんなにもしっかりとしているのに
私の溜息は
止むことを知らない
なぜだろうな
君の名を
口ずさむ度に
私は、昔々の僕に戻り
あのブランコで独り揺れて
黄昏て
小さく溜息をついた頃に
弱虫で
臆病な
僕に
戻ってしまうのだ・・・
今言えば
いや
まだか
後で言えば
いや
それじゃあダメだ
あぁ、そうこうしているうちに
また終わる
一日
はぁ・・・
また言えなかった
次だ
次・・・
次こそは
次こそは・・・
by銀翼のキケロ