バーンアウト
灰は、灰
暗がりに白く浮かび
埃の様に舞い上がる
それが
人、その他の生命の成れの果てと
知らなければ
ただの鬱陶しい・・・何かだ
肉体の終わりがそれならば
魂には、灰はあるのだろうか
心では、灰はできるのであろうか
人々が祝う輝きの外側で
私は
頭上に灰の輪を作り
骸と化した己と対自した
どこからともなく降り注ぐ
美しい光を浴びた白骨の天使
眼もなければ
威厳すらない
見つめれば見つめるほど
言葉は、喉より下で寝静まり
沈黙と静寂で
全身の命というものが霧散してしまうような
虚脱感
重く、重く、重く、重く
圧し掛かる時間が
知らぬ幻までも見せてくる
舞い落ちてくる灰が
まるで羽の様に錯覚してしまうほど
動かず、喋らず
じっと見上げる私自身
燃え尽きた先に何がある
燃え尽きる意味に何がある
燃え尽きし後に、何があった
それを
まざまざと見せつけている
by銀翼のキケロ
バーンアウト症候群
重度・・・だと!?