堪え
なみがうちよせて
ひいていく
そのつかのまのせいじゃくが
わたしのこころを
なんどでも
あのころの
あのばしょに
帰してくれる
あのひとのえがおとともに
ひぐらしのうちつける
ゆうやみに
またたきのあいだにおとずれる
せいじゃくが
わたしのこころを
いつでも
あのひ
あのときへ
戻してくれる
あのひとのぬくもりとともに
かぜがすすきをめでている
ひるさがり
しらぬまにおとずれる
せいじゃくが
わたしのこころを
いくたびも
あのひと
あのしあわせのなかへ
落としてくれる
あなたとの約束とともに
ただそのときばりは
いとおしく
しあわせなのに
そのせいじゃくが
とぎれたあとのげんじつというせかいには
あのほのおのむこうがわにわすれられ
堪えられないほどの
かなしみを
わたしのこころに
ながしこむ
おもわずあふれでるそれは
ゆれるはなたばとともに
あなたのなまえを
よぶ
さえずりとなっていた
あぁ、
いついかなるときも
まつというものは
すきになれません
いまでも
のうりにやきついた
やくそくのことばと
えがお・・・
涙に変えてしまった一時の戦
そのあとの
ながく
ながく
つづく、平和というせいじゃくが
わたしのこころを
いつも、いつまでも
過去という夢の中へ
閉じ込める
あのころのあなたとともに・・・
あぁ、この愛おしさ
あぁ、この恋しい想い
封を切ってくれるのは
だれなのでしょうか・・・
by銀翼のキケロ