兆し
いつもの世界が
少し違って見えた
変わらない空間に
少し、違和感を覚えた
良くも、悪くも
私の中に流れ込む
色彩、音、感覚という雫たちが
ほんのちょっと
なんとなく、そんな程度
けれどもそれは
私自身の変化の兆し
多分、一つの道が
顕れようとしている
ねぇ、このままここに留まった方がいいかな?
それとも
進んだ方がいいかな?
試しに、聞いてみるけど
鼓動は、正直者だ
わくわくと
わくわくと
高鳴っていく
あぁ、これが扉の前に立つということか・・・
ふと心に流れた独り言
珍しい
雲一つない、蒼天の朝
兆しとは、すなわち
扉
私は
今日と言う未来を
開き
今日と言う可能性に
生き
今日と言う、希望を
この扉の先で
体感するのだろうな
by幻想師キケロw