世観路の骨
うらめしや
うらめしや
おさなきころから
われたこころより
ながれたる
しんくのみず
いくら、このてでとめようと
いくど、このてでとめようと
ほねみをそめて
むなしくおちるさま
あぁ、うらめしい
あぁ、うらめしい
このよも
このときも
この、ひとも
このわたしも
すべて、うらめしい
にくらしい
にくらしい
おさなきころから
つながれたるこのからだ
じゆうなどとえそらをみれば
むなしくあしらわれ
びょうどうなどとうつつをぬかせば
むじょうにつぶされる
いのっても
いのっても
すくいなどない
しんじても
しんじていても
うすらえみのかげにのみこまれ
つのるしっこくのゆきは
くらがりにわたしをとかしてしまう
ふかくしずむこのまなこは
ひのもとすべてをみあげ
ひくく
ひくく
こえをあらげるのだ
なんと、にくらしいことだろう、と・・・
ちにく、しんしんをもって
げんせをさまよう
ひとはひととしてみていても
やはり、ほんのうでわかってしまうのだろう
こやつは、ひとではないなにかだ、と
かやのそと
かやのそと
ながれるひとなみも
さけてとおるがてっそく
いまだつみをおかしておらずとも
むれとちがえば
こはいぶつ
こは、いじょう
あたたかさのかけらもなく
わたしは、たたつめたく
そこにたつ
みつめるさきに
まなこはなく
ふかいしんえんをたたえた
まっしろなほねがしらがあるのみ
こえにならない
こえにもならない
さけびをたずさえて
ひとというなにものかを
じっと
ただ、じっと
みつめている
たとへそこがくらくとも
たとへそこがあかるくとも
とじることなく
じっと
じいっと
みつめつづけている
おまえも
こちらへくればいいのにと
よこしまさえこえた
くらい
くらぁい
しせんをあびせつづけるのだ
by死神キケロw