瞳 | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください





私は、あなたの中に居る
私の文字
私の想いを
紐解く度に
あなたの中に居る私は
ゆっくりと変化し続けるだろう
男とも
女とも取れない
最初の姿から
雄々しく猛々しいものへと変われば
艶やかに舞う
どこぞの踊り子ともなるだろう
現実
そんなことはない
だが、詩という宝箱を
開けた瞬間
その瞳に、何を映した
何を感じた
なにかが、そう、なにかが
あなたのこころを
青空へ、飛ばしたはずだ
一つの魔法だよ
すごいだろう
あなたの知る現実が霞み
内にて結ばれて
夢となる
想いは、届いたか
想いは、伝わったか
そんなこと微塵も考えもしないが
その瞳
その先にいる
詩の中の主は
どうだろうか
きっと、あなたが用意した舞台の上で
賑やかに、軽やかに
のびやかに演じているころだろうさ・・・

感情というものは
言葉として伝えることは難しい
想いもまた
文字として閉じ込めていても
真意を伝えるには弱すぎる・・・
私の悲しみも
苦悩も
怒りも
憎悪も
愛も、恋も
皆、泡の様に湧き上がり
そして、消えていく・・・
こんなにも虚しい事ってあるかい?
こんなにも、理不尽なことってないだろ?
限られた世界
限られた時間
限られた空間
命一杯、生きているのに
理解しているのは
自身だけ
絶望しか映し出さない
この瞳
この心
私という人間そのものが
壊れているようで
嫌だったんだ・・
だから、足掻いてみた
無駄になるだろうと解っていても
足掻いて見せたんだ

長い旅の果てに
私の手は
幻想を描いていた
幻と、偽りを語りだしていた
私だけの世界を
私だけの願いと共に
仮想世界という夜空へ
あまねく星々の中へ
不安を抱えたまま
刻みだしたのだ
一枚の箱に収まる様に
空っぽの文字一つに
詰め込んで
瞼の裏に隠した
誰かがきっと
誰かがきっと
悪戯に笑みを零し
真面目に俯いて
そっと、隠したんだ・・・

あなたの瞳の中に居る
私は、嘘
あなたの夢の中に居る
私は、幻
唯一つ言えるのは
この詩を創ったものこそが
本物の私なのだということ
確かにそこに居て
なのに、抱きしめることも
触れることすら出来ない
別の世界の出来事
それが
詩という魔法を使えば
たった一枚に綴られた文字だけで
全てを覆す
全てを塗り替える
小さな
本当に、小さな輝きとなる
さぁ、子供たちよ
さぁ、さぁ、我が願いたちよ
暗がりに沈む者へ
奇跡を届けておくれ?








by幻想師キケロw