恋愛鎮魂歌 | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

恋愛鎮魂歌



僕の心に広がる景色
僕が創り出した風景
見渡す限り、緑に萌え上がり
時止めて、笑い合う楽園の
切れ端が、未だ枯れ木の一枝に
噛り付いている
僕の背中に在る、十字を刻む石
僕の背中に居る、十字を形作る遺志
叶わぬ恋も
救えぬ愛も
其処に眠り続けている
かつての温もりは
皮肉を混ぜ込んだような美しい雪景色に変わり
かつての楽園は
幻影となって閉ざされた世界に佇む

僕は、今でも見る事があるんだ
あの夢の続きを
あの頃の時間を・・・
残されたモノクロの写真を眺めるたびに

僕は、今でも感じることがあるんだ
あの恋の続きを
あの頃の愛の鼓動を・・・
残されたアルバムを巡る度に

独り
この冬の青空のように
清々しい
一人
この雪の純白のように
美しいものを美しく覆い隠す
忘れたくとも忘れられない現実
あの誓い
あの言葉
嬉しさと恥ずかしさを混ぜ込んだ吐息を止めて
重ね合う瞬間
じんわりと染み込む幸せ
噛みしめた感謝の想い
それが今では
僕を、いや・・・
私を蝕む毒となっている
毒は、時が経つにつれて
猛毒となり
私の心臓を握り締めていた・・・

君の好きだった曲を
口ずさみ
君の好きだった色を
身に着けて
この道を歩くころ
心のどこかに在ったはずの
大切なものを詰め込んだ石は
埋もれてしまって
誰が、誰に謳ったのか
誰が、誰を謳ったのかを
掻き消して
私を空っぽにしたのだ
気が付けば
足跡ばかりがフラフラと流れ
握り締めていた君の名前も
どこかに落としてしまって
思い返すことも出来ない
小刻みに震える身体と心
裏腹に零れる小さな気の抜けた笑い声
誰に捧げるのかもわからない
好きという言葉の綴りは
世界中どこを探しても見つからない
あの人への鎮魂歌なのだろう・・・

ワタシハ、スキ
アナタヲ
ワタシハ、アイシテル
アナタノコトヲ
ドンナトキモ
ドンナニハナレテモ
コワレルコトノナイ
コノキモチ
ドウカアナタモ
ソウデアッテホシイ
アナタガ
ワタシノコトヲスイテ
アナタダケガ
ワタシダケヲアイシテイル・・・


by幻想師キケロw