矛と盾
この身を突き動かすは
憎しみ
この心を煌めかすは
死
独り善がりな絶望に
拘る必要などない
知ってもいるし
理解もしている
ただ、許せない
怒り
悲しみ
憎悪
そのすべてが、私の感情を飛び越えて
密かな復讐の芽を育む
笑顔という仮面を覚えた
偽りという矛を携えて
工作という盾を持った
本当の願いを悟らせぬために
本当の私を曝け出さないために
この道を、私は独り歩む
あらゆるものを犠牲にして
どこまでも
どこまでも
この足跡は続くだろう
その意図を、誰にも悟らせぬまま
空に向かって
ざまぁ、みろといって
矛と盾を抱えたまま
逝くのだ
本当の本当は、嫌なのに・・・
by幻想師キケロw