想う
嬉しいことがあった日の夕焼けと
悲しいことがあった日の夕焼けに
何ら違いはない
私のこの心が
この瞳から入り込む美しいものを
屈折させているのだ
だから、違いのないものに
想いが乗っかって
別なものに見えるんだよ
楽しいことがあった日の月夜と
憤ることがあった日の月夜に
何ら差はない
私のこの心が
この瞳から入り込む美しいものを
屈曲させているのだ
だから、違いのないものに
想いが重なって
異なった世界に見えてしまうんだよ
想い
想われ
想うことの
不思議なレンズは
通ってきたものを
見る角度が無くとも
別々な世界に組み替えている
想像よりも遥かに創造に近いその事柄を
私は、何よりも好いていた
現実に無限は無くとも
其処になら
存在、するからだ・・・
by幻想師キケロw