視線
僕は空を見上げている
僕は何かに感動し
何かに感謝している
静寂の中で
頬と目頭が熱い
掲げられた十字の影は
七色の後光に支えられ
新郎新婦の前へ降り立つ
白と笑顔と赤い道に彩られ
重なり合う者たちへ
言葉が投げかけられた
頷いて
誓うと言った
視界の半分の暗闇では
子供たちの思い出が
延々と流れ
延々と綴られる
けれども
目の前の二人の後ろ姿をもって最後となる
子が親となり
旅立っていく様
ずっと
ずっと
眺めている
君の分まで
長く、そう出来るだけ長く
見つめているんだ
by幻想師キケロw
結婚式の主役となった子供たちを見つめる親って
こんな感じなのかな?
私には、まだ解らないのだけれど・・・