旅のしおり | 梟霊のブログ

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適当に詩をUPします。
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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

旅のしおり


人は、死してどこを彷徨うか
命は、旅立つときに何を持ち
何を導べに歩むのか
旭の香合の中
黄金より鮮やかに舞う光に囲まれて
旅立つ我が君の寝顔を
眺めた・・・
まだ、蝶も舞うには肌寒く
雪が舞うには暑過ぎる午後の時
寝息すら立てず
そこに佇む人よ
愛しき人よ
安らかに、清らかに
眠れ眠れと、涙した

逝くときの流れ
瞬き一つで
私も、老いるものだ
手も、顔も
すでに昔の面影はない
子供らの燥ぎ様に
ただ、座り、眺め、微笑むばかりで
精一杯
溜息ばかり多くなる一方
あの日に持ち帰る物語を
この頃は、よく、よく、読んでいる
笑顔・・・
こころ
現世
来世
過去
ぽつり、ぽつりと
零れ落ちていく言の葉
子供らが
私の肩に寄りかかり
覗きこむことにすら気が付かぬほどに
文字の並びに引き込まれ
あれよあれよと創りだす
架空の現世
ふと浮かぶ、あの君へ問いかけたこと
導べ、持つもの
旅のしおりとなるものは
もしかしたら、他愛もない書物なのかもしれないと
自分に答えた
それならば納得もし
説得も出来ようか・・・・
ふふ
溢れ出た笑みは、子供らには理解しがたく
必要に聞いてくる問いかけとなった
私には、これを理解できるように
細かく、詳しくすることはできない
だからこそ
大人になった時、判ると
撫でながら諭すしかないのだ





by幻想師キケロw