朦朧 | 梟霊のブログ

梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

朦朧




疲れた
とにかく、疲れた人生だ
こころという球体の中にある水も
ほとんど残っていない
水たまりのように
所々に点在している
時々差し込む
嬉しさという光を浴びて
どこから入り込んだのか
苔がそれを守るように
広がっている
私は
それを、外から見ているのだが
歪に割れた心に差し込む光が
乱れて
美しい影を育んでいる
ただ・・・
その場所が自分の場所のはずなのに
入ることが許されないようで
なんだか
悲しくなった

朦朧とした意識の中で
遠い記憶に閉じ込めた傷が
再び、囁き始めた
恨め、憎め、怒れ
過去の古傷が痛む
なんど殺したいと思い考えたことか・・・
当たり所すらない
詰め込むだけ詰め込む生活
耳の奥で聞こえた
何かが割れる音
それが、今目の前に在る
こころのかたち
正義に憧れ
悪を憎むヒーロー
いつしかそれが
神様を恨むようになり
全てを憎むようになる
都合のいいことばかりが並んで
ドミノ倒しのように倒れていく
全てを他人のせいにして
逃げ回る
何をしても中途半端
何をしたいかも
何をすべきかも判らない
夢なんて
無かった
空と私を隔てる空気のように

なんど途切れては
なんど天井を見たことだろう
今ここに居る事実
どうしようもない頭痛に耐えて
起き上がる
昼下がり
遠くに見える入道雲
子供たちの声
車の音
山々
日陰者のような気持ち
閉ざした想い
それがいつか
鋭く、私を貫いてしまうようで
寂しさを覚えた



by幻想師キケロw