一時の本音
その奥にのぞかせた嬉しさと
悲しさ、それと、不安の三つ巴が
少し、にやけた声を創った
君の、眠った顔を見つめてしまった
その先に、湧き上がった衝動を
必死に
必死に
抑え込んでいるのだ
窓辺から
入り込む、肌寒い風が
なんだか心地いい
あぁ、持ち上げてこの胸の中へ仕舞い込んでしまいたい
愛おしさが私の頭を押さえつけるから・・・
君の顔から目が離せない
大好きだよ・・・
小さく告げた
うっすらと目を開けた
ほの暗い瞳の奥で
夢と現実で彷徨う姿
でも、小さくうなずいたのは
今の君ができる
一時の本音なのだろう
遮るもののないまっすぐな光のような
弱弱しい一言
あぁ、これじゃ悪戯さえできないじゃないか
そっと胸の中へ倒れ込み
君と共に幻想の中へ
溢れ出る感情のすべてが
その光を拡散させて
まるで、そう、まるで・・・
by幻想師キケロw