疾走
僕が走る理由
そんなこと、決まっている
答えが
そこにあると
確信しているからだ・・・
私に見向きもしない
彼の横顔は
ずっと遠く
遠くを見つめている
きっと
どんなに飾った言葉を投げかけても
誘惑しても
その瞳には
なにも映らない
この想いさえ
過ぎ去った風のよう
もし、広がる空間がトラックのように
なんども、同じ場所を巡るものだったなら・・・
あぁ、でもそんなものなんてない
明日の始まり
今日の終わり
夕焼けに向かって
黒い影をひたすらに揺らし続けている
迷い、とか
まるで存在しないかのように
まっすぐに
まっすぐに
by幻想師キケロw