ベルセルク | 梟霊のブログ

梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

ベルセルク

命を懸けると言い放ったものに
命を奪う覚悟は、ない
なぜ、尊いのか
なぜ、愛しいのかも
理解していない
悲しいまでに
懸けている中身がない
綺麗に装飾された箱のみ
目立ってしまっている
私は、握りつぶした
たとえ、小さくとも
命は、命だった
誰かは、やってはいけないことだと叱責した
誰かは、汚いと払いのけた
誰かは、それを笑い
誰かは、興味なさげに頷いた
だがそれが
小鳥になった途端に
揃いも揃って、可哀想だという
その違和感に、気が付いていないのか
首を傾げるしかなかった

私に、愛を説く
私に、平等と平和を説く
私に、正義を説く
私に、悪を説く
その高らかに謡う綺麗事の中に
求めるものは何もない
もともとは美しかった物だったのだろう
でも
もう、他人の思考が入り込んで
本当は何を言いたかったのかすらも判らない
俗物に成り下がっている
だから
私が、携えた聖書の中身は
真っ白のまま
何もない
小鳥を殺そうが
野犬を殺そうが
生きる理由があれば
罪悪感など
無かった・・・
血肉は、この身体を創り
経験は、より大きな視野を持たせた
ただし、遊び半分で奪うことには
どうしても抵抗がある
食べもしない
身を守るわけでもない
自己満足のためだけに
奪い続ける
何のために、そんなことをするのだろう
何の意味があって、その死骸を笑っているのだろう
その光景を見るたびに
今にも食らいつきそうな殺意が
私を、鬼へと変えていく
あぁ、この理性というものが無くなってしまえばいいのに
何度も、何度も、そう呟いて
結局は、背中を向けて
去って行った





by幻想師キケロw