灰の世界
僕よりも、優れた人は沢山いる
今の僕も、努力を惜しまなければ
その人たちに追いつくことだろう
だけど
僕には、もう、その気力はない
今、できることは
何も変わらずに
何も代えずに
同じ場所で
微笑み続けること
いつか、僕のように
疲れてしまった人が
この場所を訪れたとき
頑張れと、もう一度背中を押して上げることが出来るのは
そこに
その場所に根を下ろした者たちだけだから・・・
でも、そうだな・・・
追い越されていくのは
正直、良い気分ではないよ
どんよりと覆うあの雲のような感覚さ
灰の世界
燃え尽きたものが佇む場所
だけど、何もないわけじゃない
僕らは、単純に未来への礎になったに過ぎない
それを知って手を差し伸べてくれたところで
掴もうともしないさ
いう言葉は決まっている
何を立ち止まっている
その瞳に、光があるのなら
消えるまで、前へ進み続けろ・・・
ここは、生き生きとしたものがいる場所じゃない
嫌いじゃないないさ
むしろ差し伸べられたことは嬉しい
でもね・・・
もう・・・、無いんだよ・・・
何もかも、無いんだよ・・・
by幻想師キケロw