歪な人形
学校帰りの
河川敷
誰しもが通る道の真ん中で
ふと、浮かんだ
疑問のような
疑問で無いような
曖昧な想い
言葉にできるようで
できないもの
表現できるようで
表現にもならない
そんなもので
歩みを止めた
空を見上げても
書いてあるわけでもない
俯いても
誰かが声を掛けてくれるわけでもない
気がつけば
草むらの上に座って
遠くの人波を眺めている
なんでだろ
たった今、思いついたことなのに
遠くの人間も
この世界も
別世界になってしまったかのような
錯覚に陥ってしまう
そんな感じ
私一人だけが
歪な形で
あの人たちが当たり前で
みたいな?
そう思えば
私一人なんて
とか
世界はこんなに
とか
どうでもいいことを
このときばかりにと
積み木を並べるように
ダラダラと
グダグダと
考え込んでしまうんだ
ただ・・・
ちょっとでも、刺激があれば
ぽいっと
投げ捨ててしまうのだけれども、ね
by死神キケロ