空白の空
歌い続けることを
止めた
静寂の部屋の中
時を刻むのは
鉛筆の流れる微かな気配だけ
思いも
想いも
全て閉じ込めて
蓋をした世界を
私は、久々に見たような気がした
そう・・・
ぽっかりとあいた
空白が浮かぶ
つまらない空
あぁ、寒い・・・
まだ、白くないはずのため息が
ゆらりと漂って
消えてイク錯覚を
身震いしながら
眺めた
一転の明かりに
白いノートを埋めていく蚯蚓文字
ゆらゆらと揺れる黒い影と
小さくノックする誰かが私の内側に居る
いつまでこうしていればよいのか
いつまで続くのだろうか
一日が
まるで進まない
一時間が
まるで通り過ぎない
一分だって
まだそこに居て
ひそひそと何か小声で話している
放り出したい
放り出して詩いたい
そうでもしなければ
折角創り上げた私が
平面の思い出になって居しまうような気がして
私を苦しめる
まるで吊り上げられた魚にでもなった気分だ
狭い
息苦しい
暗い
ここじゃない
私の世界は、此処じゃない・・・
我儘に
ありのままに
叫び
刻んだ
輝く時間が
後ろで手を振るたびに
鉛筆が、止まり
電源の入っていない
それを眺めた
by幻想師キケロw
折角、見つけた趣味も、止めてしまえば只のもの。思い出として埋もれてしまうような恐怖に苛まれるほどの、大好きなモノ・・・。資格のためとはいえ、なんだかきつかったです。