祈り無き教会 | 梟霊のブログ

梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

祈り無き教会
 
 
 
 
 
君に問う
信仰の先には
何がある?
 
君に問う
夢、理想の先には
何が在る?
 
君に問う
その全てを失った先には
何が、ある?
 
誰もいない教会に
入ったことはあるかい?
真夏なのに
ヒンヤリとした空気に
丸い窓から差し込む光に
浮かび上がる
それを
見つめている
何かがその隣に座っているような気がして
ふと見渡してみるのだけれども
やっぱり誰もいない
壁や椅子
祭壇に染み込んだ
人の願いが
形となり
きっと、錯覚させたのだ
 
この祈り無き教会で
無言の輝きを放ち
羽ばたくそのときを待っている
名前も知らない
誰かの願いと言う鳥
私と言う人間を不思議そうに見つめている
なぜ此処へきたのか
なぜここにいるのか
問いかけたいのだろう
つぶらな瞳がきらきらと煌く
それを後目に
私は世界を閉じて
心で感じる
あぁ、なんて静かなんだ・・・
あぁ、なんてまっさらなんだ・・・
誰もいない教会と言うものは
別の世界に迷い込んだかのような
ここちにさせるのだ
どうしてこうも
ふわふわと
どこかへ誘おうとするのだろう
 
君へ問う
祈りの先には
何が居る?
 
君へ問う
教えの先には
何が居る?
 
君へ問う
願望、希望の先には
何が、居る?
 
私は思うのだ
その先と言うもので待っている者は
神様とか
天使とか
そんな都合のいいものではなく
なにかの扉ではないか、と・・・
 
 
 
 
 
 
 
by幻想師キケロw
 
私の父は、敬謙なキリスト教徒。私の母は、熱心な仏教徒。物心ついたころ、私の傍らには母親しかおらず、父は死んだと聞かされて育った。けれども、父は生きていてあるときから縁が繋がり、今に至る。ただ、互いの隔たりは深く、双方が顔を合わせる、もしくは、名前を出そうものなら、私を中間に罵りあいが始まるのだ。そこに必ず出てくるのが宗教の名前。うんざりだった。聞きたくも無い言葉に頷いて納得しているように装う自分も嫌いだった。だから、一つの結論を出した。誰も信じないものを信じよう。争いの無い、いがみ合いもない、自分だけの神様を信じよう・・・。それからは世界が広く。どの宗教が、どの宗教と揉め様が心を痛めることは無い。私の中には、私だけの神がいる。誰にも知られず、誰にも解らず【判らず】、ひっそりと祈ることのできる神様が居る。
だから、教会に行こうが、神社に行こうが私には関係ない。全ての名が違っていても、示しているものは一つだからだ。