無力
過ぎ去りし、時の鐘に
鳴り止まぬ記憶のサイレンを重ね
耳の奥から湧き出るかのように
あの日、あの時の幻を
晴れ渡る空の下に
描いた・・・
人は、罪を犯せば裁く
神様の真似事をしていても
所詮は、真似事
多くを奪っても
知らぬ顔で打ち寄せる波までは
裁くことはできないのだ
あぁ、恨めしい
あぁ、うらめしい・・・
せめて愛しい人だけは
この手に掴みたかった
無力な私が
海まで見えなかった筈の
かつての居場所から
眺める
温かで
花咲く
まっさらな大地を
あの頃のように
歩くことは
もう、できないのだろうな・・・
by幻想師キケロw
最近、突然のように誰かの感情が入ってくるような気がします。そういうときに限って、悲しみや後悔といったものが強く詩にでるもの。皆さんも、闇の深い土地に出向いたときは、手を合わせると同時に、あまり入り込ませないようにしてください。とくに、お子さん、息子、娘さん持ちのかたはね。