牢獄 | 梟霊のブログ

梟霊のブログ

適当に詩をUPします。
評価に、興味なし
フクロウ大好き
きのこ大好き
山菜大好き
ハーブ大好き
とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

牢獄
 
 
 
 
かさかさとぶつかり合う
葉音に、時の虚しさを数え
狭き牢獄の闇と向き合う
鉄格子の向こうから
かすかに差込む陽光
揺れ動く頭の影を
見せてくれることの
嬉しさに
一人、涙した
 
ぶつぶつと聞こえる
どこかの誰かの声
顔も知らず
名も知らず
向き合ったこともない
人の声
なんにせよ
余生僅かなこの耳に
障り、さわついて
眠れぬある日
珍しくも
月と向き合い
こころのどこかで
久しく、長く話をした
心地よく
ここちよく
あぁ、なんとも温かい心地なのか
背中に残る虚しさに寄りかかり
思い出を語り合った
狭き牢獄の天井にあの頃を映して・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
by幻想師キケロw
 
昔々の牢獄には、罪人以外にも沢山の人が居ました。これは、無実にも関わらず捕まり死を待つだけとなった人の、余生をイメージして作ってみました。
果てさて、これを読んだあなたは、どう考えるでしょうか。