文(ふみ)
言葉があるのに
人は筆をとる
伝わらないものが
そこにあるから
密やかに
密やかに
舞い散る桜を
アナタに伝えたくて
私は、こころのなかを曝け出す
この一枚の紙と
重なった黒い線とで
遠まわしになってるけど
大好きなんだって
知ってほしかったから・・・
言葉を持っていても
人は文字を学ぶ
伝えたいものが
そこに居るから
厳かに
厳かに
散っていくもみじを
アナタに知ってほしくて
私は、こころの中を映し出す
この一枚の紙と
列を成す黒い線とで
少し陰に隠したまま
大好きだよって
伝えたくて・・・
言葉と文(ふみ)
その二つが
一つの花を結んだとき
人はそれを
愛と呼ぶ
人はそれを
愛と言う
by幻想師キケロw