鳴り響くは再生の謳 | 梟霊のブログ

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静かに、生暖かく見守ってください

鳴り響くは再生の謳
 
 
 
 
歪(ひずみ)は、見えることなく
広がり続け
やがては轟音共に
天を引き裂くだろう
暗雲のその先から
降り注ぐ歓喜と慈愛の歌声は
降り立つものの全てを
物語る
罪を許したまえ
恵みを与えたまえ
両の手を広げ
喜ぶ人々を
含めた笑みで薙ぎ払うそれを
果たして天使と呼んでよいものだろうか
築き上げた全ての塊が
もうもうと朱色に染まり
灰となって朽ち果てていく
その後に
いったい何が芽吹くというのだ
 
生き延びたものの証明は
赤子のような鳴き声である
ただ
そこに誕生の喜びと言うものは含めない
在るのは
絶望の広がる大地だ
依然として
天空を覆いつくす
美しい黄金の輝きを
神の身使いと呼ぶものなど
いない
後世に伝わるとすれば
悪魔のとしての名であろう
 
脳内に鳴り響く
鼓動の如き旋律に
何を重ね合わせれば
打ち合わせれば
奏でることができるのだろう
素晴らしき音色に
苦しみも
痛みすらも
消えて
自ら進んで
刃の下へ歩み寄る光景に
違和感が
二つの眼に焼きついてくる
 
聞け人間どもよ
平安を求め神に祈るか
強欲をもって神に願うか
命をもって神に捧げるか
そのどれもが最早無意味である
すべてに降り注ぐ慈悲は尽き
これより
エデンの滅却と再生を行うものとする
第一の夜を生き延びし不幸なる者達よ
第二の絶望と死をもってしるがいい
己自身が行った罪の全てを・・・
 
高らかと轟く
一寸のずれも無い
金管楽器の渇いた音が
槍よりも
刃よりも先に
人の心を貫き引き裂いたことは言うまでもない
鳴り響くは再生の謳
そこに願いなど無く
白紙の紙を持って
ただ、光の前に跪き
我等は
終焉を受け入れるしかないのだ・・・
 
 
 
 
 
by幻想師キケロw