君の音
君の音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
君の、音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
はじめまして
パパ、ママだよ?
柔らかいほっぺ
柔らかい寝顔
見つめ合う
君と二人
抱きしめる
君と二人
愛してるから・・・
愛おしいから・・・
いつまでも
どんなときでも
笑顔で、君の音を聞く
君の音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
君の、音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
初めてのことばかり
泣き声が響きあい
慌てて、転んだね
二人で何度も
仕事に行ってくる
手を振った
でもなんだか不安で
振り返る
なぜか目が合って
笑う
帰ってくれば
靴を放り上げ
君の近くへ
寝顔を見て
胸をなでおろす
そっと肩に手が置かれ
大丈夫ともうひとつの笑顔がある
共に愛おしい人
大好きな顔
あぁ、永遠であれ
幸せと感じる心よ
嬉しくて
ついつい泣いてしまう
二人で
君を見つめて
君の音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
君の、音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
君の音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
君の、音が聞こえる
とくん、とくん、トクン・・・
君の声が
いつかどこからか聞こえる
銀色の鐘の音と共に・・・
ありがとうと
あぁ、いったいいつになることだろう
そんな日が訪れるのは
楽しみであり
淋しくもあり
君と二人
抱き合う最後の日が
今更ながら、見えてしまうのは
この胸の高鳴りが教えてくれる
生きることの
本当の意味なのかもしれない
by幻想師キケロw