紅い空 | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

紅い空
 
 
 
 
どこまで堕ちていくのだろう
僕は
遠退く夕日に手を伸ばし
どこまで堕ちていくのだろう
絶望と嫉妬を繰り返し
おのずと痩せ細るこころ
損な日常を描く人々を眺め
僕は
瞳を閉じていく
太陽の日差しが痛い
月の輝きに燃やされて
星星の鎮魂歌に魂を埋(うず)める
 
どこまで堕ちていくのだろう
僕は
引いていく人を眺め
消えていく手を眺め
どこまで堕ちていくのだろう
天高く見つめた空
あの頃のように
羽ばたきたい
そう願っても
紅(くれない)の空は
僕の羽を黒く黒く
燃やし尽くした
羽ばたくたびに
枯葉のような音を立て
無造作に散っていく
一枚、一枚が
憎い・・・
あぁ、何のために生まれてきたのか
何のためにそこを目指したのか
最早どうでもいい
この空が
落ちてさえくれれば・・・
それ以外は
今の僕には必要ない
 
僕は
この空を知らない
僕は
こんな空は知らないんだ
なぜなら
飛んでいた場所は
もっと高く
もっと綺麗だったから・・・
 
僕は
どこまで堕ちていくのだろう
かつての涙に
仮面を被せて
僕は・・・
どこまで堕ちてしまうのだろう
散っていく焦げた羽たちより先に
落下している
あまりにも無音な世界の真ん中を
当てもなく
ひたすらに
堕ち続けている
ただ一点
過去の栄光の姿を見つめて・・・
さぁ、行こう
暗い、暗い
夜と呼ばれるものよりも
ずっと・・・
暗い空へ
堕ちていく擦れ声は
虚空の何処かへ
虚しく砕けていった
あぁ、誰か・・・
この紅い空を止めてくれ
かすかな希望だけを灯し
自分自身を闇の中へ
溶かして・・・
消えた・・・
 
 
 
 
 
 
 
by死神キケロw
 
 
 
青い空の対となる詩
イメージとしては
ミカエルとルシフェルです。