しゅ
その道はどこから来るのだろう
その道は、どこまで続いているのだろう
真っ直ぐに
真っ直ぐに
私を目指し
引きしむ叫び声を上げて倒れる仲間を
一本
また、一本と
見送った
そして・・・
私なのだろうと
足元に群がる
種族を見下ろした
もしも、私に痛みというものがあったなら
この足元に響く
振動は最早耐え切れるモノではないだろう
ゆっくりと削られ
ゆっくりと深くなっていく
一日、一日
数えれば数えるほど
足元が細くなっていく
こころもまた細くなっていく
その時を、待つというのも
なんとも歯がゆいものだな
また、巨樹に成り果ててからの
経ち逝く時間が、
この時ほど、引き伸ばされたかのように
長く、長く
長く長く長く長く、長く・・・
感じてしまうことは無かった
そう、気が遠くなるほどに、、、
明日の朝
私はこの大地へ横になることだろう
月を眺めながら
風が、心配そうに手を差し伸べれば差しのべるほどに
ゆらり、ゆらりと
心身ともに揺らついておぼつかない
あぁ・・・
あぁ・・・
最後とは、なんとも美しく儚いものだろう・・・
一匹だけ寄り添う小鳥と
共に過ごした・・・
その光が訪れることのないように祈りながら・・・
by銀幻のキケロw