昼寝
夏の日差しが
木々の手のひらに邪魔されて
なかなか届いてこない
静かな昼下がり
遠くで背比べをする入道雲を
軒下でぼんやりと眺め
両膝ですぅすぅと寝息を立てる
猫と君を
器用に撫でていた・・・
淡く香る、うまそうな匂い
どこかで焼肉だろうか?
ハシャグ子供の声が
一枚の壁越しに聞こえて
遠くへと走っていく
ご近所さんの会話とレモンの香り
どこからか風に乗って
おじゃまします
はぁ・・・
一つため息を付いて
猫の額を爪先でころころと掻いてやる
君の髪の毛をさらさらと流してみる
いつ起きるのか解らず
痺れてきた足を
少しずつ動かしていた
あぁ~
もう限界と
足を伸ばして
僕も後ろへと横になった
猫も君も
一度は、起きたものの
君は、変わらず僕の膝へ
猫は僕の右腕に移動して
大きなあくびを見せつけてから
トンと頭を乗せた
そして一匹と君は
寝始める
正直、寒い時なら助かるのだけれどと
思いつつ
じんわりと湧き出る汗を後目に
風鈴の音に乗って
みんなで昼寝した・・・
by和夏のキケロw
レモン:花ことばは?:愛に忠実 心からの思慕 熱意 誠実な愛
ですw
ですw