そっと・・・
君を愛してやまないのは
僕の心
僕の想い
笑顔が見たいから
僕は君に背を向けて
この部屋から外へ行ける
その声が聞きたいから
この空間から外へ生ける
その温もりを感じていたいから
この世界から外へ逝ける
だけど・・・
この時代の荒波の中で
方向を見失って
君のことを
解らなくなってしまったらどうしよう
忘れてしまったら・・・・
時々
どうしようもないくらいの恐怖に包まれてしまう
愛を知ったから?
恋を覚えたから?
自問自答の中で
点々と立ち並ぶ街灯の下を
過ぎていく
そして
玄関の前で少し考えるんだ
大丈夫
きっと大丈夫だと・・・
扉を開けて
小声でただいまと言う
リビングのソファーの上で
気持ちよさそうに
眠っている君がいる
胸をなでおろす僕がいる
そして
そっと・・・
君の額に
ただいまと
ありがとうのキスをする