飛ぼうよ | 梟霊のブログ

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とことん変り者なため・・・
絡み辛いこと必死
静かに、生暖かく見守ってください

飛ぼうよ
 
 
幸せは、どこにあるの?
喜びは、どこにあるの?
思い出の中だけの街並みに
涙する時間は
例え短くても
一瞬だったとしても
永遠と叫んでもいいのだとおもう
 
小さな子供たちの疑問は
大きな子供たちに突き刺さる刃
それよりも賢い大人たちにとっては
切り刻む現実という剣だ
僕は、抱き合う家族を見ながら
想った
何もできないのではなく
何もすることがないという無力感
声を掛けたくても
まるで紙切れを読んでいるかのような錯覚に
詰まってしまう
助けてくださいと叫ぶ声に
ずっと遠くでこれを見る
豊かな人たちは
テレビの向こう側でどうでもいい小競り合い
暗闇で怯える人々の希望を奪う事に一生懸命だ
あぁ、僕はどうしたら・・・・
どうしたら・・・
 
何もない
何もできない
誰もいなくなった少女を抱えて
僕は、飛ぼうよと謳う
心が死んでいる君には
眩しすぎる日の出に乗せて
飛ぼうよと謳う
無力感から自然に生まれた
宛もなく飛ぼうよと謳う声
その声に、かすれた声で飛ぼうよと
答える
ずっと、ずっと向こうまで
あの光まで飛ぼうよ
静けさを取り戻した砂浜で
大きな泣き声が響いた
それは最早叫びというより
小さな希望に縋り付く願い
そのもののように思えた
 
 
 
by銀翼のキケロ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボツにしたカット部分(3番の部分ですw)
小さな手で
僕の胸ぐらを握りしめる
その姿を見ることもなく
感じている
正確には見ることができないだけ・・・
ただ抱き寄せ、温め謳うだけ
気がつくと
少女は眠っていた
スヤスヤと安らかな寝顔を隠そうともせずに
【もしも、あの時飛ぶことができたなら
全てを失っても
大切なものとは離れなかったのだろう】
そう、海に向かって
そう、空に向かって
責めているように
後悔するように
飛ぼうよと無責任な希望を謳い
紛らわしている
僕自身に向かって
眠りながら流れる少女の涙と
笑顔は
そんなことはないと
言っているかのようだった