明日の陽射し
冷たい雨
切り裂く風
誰もいなくなった家
僕一人だけが取り残され
きっと帰ってくると待ち続けている
月日が立つごとに
崩れていく思い出
時間が経つにつれ
消えていく思い出
それでも
僕は、信じている
あの子はきっと帰ってくると・・・
あの子は、きっと・・・また僕を抱きかかえてくれると・・・
カリカリになった腕に
僕は頭を乗せて
最後のあくびをした
夢・・・
それは、久々に観る
大好きだった家族の夢
おいで、おいで
あの子とその子の父と母が
笑っている
僕は、まだ無邪気に鳴き声をあげて
よたよたと駆け出すんだ
ポツンと隙間風が駆け回る玄関で蹲り
温もりのない硬い地面は骨に触って痛かった
でも・・・
僕は、幸せな気分になっている
あぁ、迎えにきてくれたんだね
そう、思えた
目が覚めた
体が、軽くて、自由に動く
今までの空腹もなく
僕は、差し込んだ光に目を眩ませた
あの子がいた
目の前にあの子がいた
嬉しくて
嬉しくて
僕は、飛び跳ねる
嬉しくて
嬉しくて
僕は鳴き続けた
その横に、静かに横たわる僕が居るのに
明日の陽射しを浴びて
わずかに毛を靡かせて横たわる
冷たい僕がいるのに・・・・
僕は、その子と飛び出していった
もしこれが、夢ではなかったら・・・
もしこれが、間に合っていたなら・・・
冷たくなった躰は・・・
どこかへ走り去った心に
一粒の涙を流した・・・
byキケロw
さて、問題です。僕は、なんの動物にダイブしているでしょうか!答えは?僕の好きな動物です!