名も無き恋の詩3
あなたを想う
切なさで空が広がり
虚しさで雲が出来た
あなたを思う
それは、鳥になったかのように
遠く
ずっと遠くを臨むこと・・・
あぁ・・・
私に翼があったのなら
この白紙の紙飛行機を
果てに飛ばすこともないのに
でも
私は、待っています
あなたの笑顔を
再び見るその時まで
君の声が聞こえた
異国の道で
僕は、ふと、空を眺めた
あの山のその向こうには
懐かしきものが居る
あの大空の下には
愛しきものがいる
それでも
僕は進み続ける
例え、降り続ける雨が君の心だとしても
おぉ・・・
愛するものよ
もはや許せとは言わぬ
だが、心はいつも傍にいる
あたたかな日差しのように
温もりが心の中から溢れてくる
だから、この手紙を飛ばそう
何も書かれていなくとも
君のもとへ
届くと信じて
君を想う心を届けると信じて
この純白の羽と同じ色の
紙飛行機を・・・