星の軌道
今日から明日の自分へ
生きるというバトンを
全力で渡した
振り向いた時
すべての自分に笑われないように
すべての自分に恥ずかしくないように
僕は、今日という一生を走り抜く
未来が見えていたらどれだけ楽だろう
自分が万能だったらどれだけ楽だろう
でも
面白くないだろうな
そんなことを
考えながら
すれ違う一分一秒の出会いに
手を上げて
合わせていく
ぶつかり合う
その痛みが今という現実
さぁ、生き抜こう!
ほかの誰でもない
自分のために
そして、余裕があれば
生きられなかった誰かの分まで
僕は、大地を蹴り上げる
時計が
午前0時を刻むそのときまで
星が一週する
それは一日と同じ
星は、きっと見ているだろう
すれ違い
変化している
宇宙そのものを
僕らは、はからずも
それと同じことをしているんだ
無駄なんて思うことはない
無駄と思える余裕があったんだ
残酷と思うことはない
残酷と思える優しさがあったんだ
僕らは、光だけ浴びているわけじゃない
必ず後ろに影を伸ばしている
僕らは、同じ光を浴びているわけじゃない
変化し続ける影を持つ
だから、刻々と過ぎ去るもの
その全てがその刹那にしかない
貴重な石
僕らはその貴重な石の
生まれる瞬間に立ち会わせている
幸せじゃないか
素晴らしいじゃないか
奇跡というのなら
きっとそうだろう
だからその全てを抱きしめて
明日へ渡すんだ
全てを渡せないから
思い出というバトンにして
しっかりと渡すんだ!
生きる!
生きている!
その証拠として
この軌跡を走りきって
思い出を明日の自分へ
新しい光へ飛び込む
自分自身へ
このバトンを渡そう・・・
今日の僕が
その役割を終えて
立ち止まってしまっても
走り出す明日の自分を見送ろう
応援しよう
まだ、本当の終を迎えて
居ないのだから
その背に
希望をあずけて
支えていこう・・・