お前は・・・
いつか父が言った
この刃は持つ人によっては
命を奪う
甘えは、許されない
その行為がどれだけ重いのか
それを理解しなければ
これをもってはならない
お前は・・・
覚悟を持っているか
と・・・
いつか母が言った
この手の温かさを
この手の力強さを
決して忘れてはなりません
お前が大人になり
壁に押しつぶされそうになったとき
その温もりと強さが
私が居なくなった時でさえ支えてくれるでしょうから
お前は・・・
信じあうことを大事にしなさい
と・・・
いつか僕が心の中で
出会った天使が言った
僕の翼は真っ黒だ
そして・・・
君の影も真っ黒だ
解るかい?
君がいくら光の下へ出ようとも
影はいつもそこにいる
つまり
僕がそこにいる
お前は・・・
決して影に怯えることなく
生きることはできないのだ・・・
と・・・
いつか好きになった君が言った
好き、愛してるって
人によって広さも深さも大きさも
ぜんぜん違うよね?
君の腕の中も
君の鼓動も
ほかの人と違うように・・・
お前は・・・
私をちゃんと見ているのか
と・・・
まるでブーメランのように
あの時のことが
蘇ってくる
胸に手を当てて
耳を研ぎ澄ます
今も、影の中にいる天使と
ともに
呼び起こす
それは、今の僕に
欠けてきているという
忠告をしに来ているのだ
お前は・・・
どう生きようとしている
どう足掻こうとしている
とね・・・・